鍼灸で自律神経を調える
- Hiroshi Andoh
- 2024年7月26日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月31日

連日猛暑が続き、電気代が気になるもののエアコンの使用も避けられないですね。
外出すれば刺さるような日差しと蒸し返す暑さに襲われ、室内に入ればエアコンの冷気により冷やされます。冷やされた室内から屋外に出れば再び急激に熱せられて逆の状況が起こります。危険な暑さから解放されて安堵するものの急激な温度変化の刺激は身体への負担となり、様々な健康問題を引き起こす原因となることがあります。
【夏の寒暖差が身体に与える影響】
1.自律神経の乱れ
急激な温度変化により、自律神経のバランスを崩しやすくなります。
自律神経の調整が対応しきれず、頭痛やめまい、腰痛、疲労感、消化不良などを生じます。
2.体温調節機能の低下
体温調節のために自律神経が過剰に働き、エネルギーを消耗しやすくなります。体温調節がうまくいかないと熱中症のリスクも高まります。
3.免疫力の低下
温度変化のストレスにより免疫力が低下します。夏風邪などの原因にもなります。
4.睡眠の質の低下
室温が暑すぎても、冷房で冷えすぎても睡眠の質が低下してしまいます。
5.消化器系の問題
冷たいものを摂取しすぎると、胃腸の働きが低下し、下痢や消化不良の原因となります。
6.循環器系への問題
急激な温度変化により血管が収縮したり拡張したりするため、血圧の変動が激しくなります。心臓への負担となることがあります。

【鍼灸で自律神経を調える】
鍼灸が自律神経を調えるメカニズムはいくつかあります。
①鍼や灸の刺激(指圧やマッサージなどの刺激も)が神経を通じて脳に伝わり、脳が神経伝達物質を放出することで、自律神経のバランスを調えます。
鍼やお灸の刺激が迷走神経を活性化させることで、副交感神経が優位になり消化器系の働きが活発になったり、リラックス効果も得られます。
②ホルモン調節
鍼灸は内分泌系に影響を与え、ホルモンの分泌を調節することが知られています。
ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑えることで、ストレス反応を軽減し、自律神経のバランスを調える助けになります。
③血流改善
鍼灸は血行を促進し、組織への酸素供給を改善することで、自律神経の働きを助けます。血流が神経細胞に十分な栄養を供給することで、神経系全体の機能が改善されます。
④局所的効果
鍼灸の刺入部位における炎症反応や痛みの軽減が、局所的な神経反射を通じて自律神経系に影響を与えることもあります。
このように様々なメカニズムを通じて、鍼灸が自律神経のバランスを調える効果が期待されています。
鍼やお灸は思っているよりもここちのよいものですよ。
是非、体験していただきたいです。

【SORAでは全身の状態から原因を考え根本治療を目指しています】
何となく夏の疲れを感じている方。
急に食欲が落ちたなと感じている方。
原因がはっきりしないけど体調が不安定な方。
急に頭痛やめまいを感じるようになった方。
特に何をしたわけでもないのに腰や首などが痛む方。
是非、当院では鍼灸治療だけでなく様々なアプローチがあります。
当院のアプローチでお身体の悩みを改善してみませんか?
きっと良い解決法が見つかるはずです。一緒に改善していきましょう!

荻窪鍼灸治療院SORA
安藤 浩
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