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歌と身体の使い方を体験

  • 執筆者の写真: Hiroshi Andoh
    Hiroshi Andoh
  • 5月19日
  • 読了時間: 3分

先日、歌の専門家である友人の指導のもと、身体全体を使って声を出す、声を響かせるためのセッションを体験してきました。


なぜ、そのようなセッションを体験することになったのか?


その友人と会話しているときに、歌や声の指導をする際に自分自身が経験してきた身体の使い方や、使い方のイメージをどのように伝えたら良いのか、生徒さんにうまく伝わらずに難しいと感じる時があるとの話がありました。


そんな話の中で、理学療法士でもあり鍼灸師でもあり、普段から身体を動かしてスポーツを楽しんできている私なら身体のことに詳しいはずだから、専門家同士でお互いに力を合わせて一緒に考えてみたら、きっと治療や歌に限らず世の中の健康のためだったり、何かのお役に立てるのではないか、という話になったんです。


最初は「歌」と「身体の使い方」についてのイメージが湧かなかったのですが、話を進めているうちに何かスポーツの時の身体の使い方とも共通する部分があるような気がしてきたんです。


そんなタイミングに、ちょうど友人から「実際にどのような身体の使い方やイメージを伝えているのかを体験してみて欲しい!」という連絡があり、こちらも興味があったので早速「体験してみたい!」とういことになり今回のセッションをお願いしました。


実際に、ヨガなどでいうチャクラ、身体の軸に位置する6箇所の部位ごとに指定された音に合わせて声を出してみながら、身体のどの部分に声が響くか?どこか力が入りすぎている部分がないか?指示された身体の部位の中で、どちらに意識を向けた方が声が出しやすいか?響きやすいか?、立っているとき、座っているとき、寝ているときの姿勢ごとにどのように違いを感じるかなど、その都度お互いにコミュニケーションを取りながら、感覚を共有していくという作業を何度も繰り返しました。


自分の声の出し方や、響き方が実際に無理に声を絞り出すようなことなく身体全体をうまく使えているという感覚をもって「歌えている!」という風に変化していく実体験。自分の声の響きの波長と、身体自身の波長が徐々に同期して、自身の身体と空間全体が共鳴するような感覚を体験しました。


歌を歌う時にも、スポーツをするときにも身体の軸となる部分には適度な力と安定、それ以外の部分は無理のないリラックスした状態を実現することで、パフォーマンスがより美しく変化していくということなんだろうと。きっと、そういったところに共通点があって、今回のセッションで自ら体感した身体の使い方やイメージをうまく世の中の色々な人たちに伝えていくことができれば、スポーツや運動、歌に限らず、何かしらのお役に立てるんだろうなあ?と。何よりも、自分の声がどのように自身の身体に響いているのかなんて考えもしなかったし、自分の声の波動に自分自身が癒されたり、リラックスできて楽しいと感じることができたことが収穫でした。帰り道の車の運転中には「歌って楽しいよね~♪」って感じで。


まだ、これが最初のきっかけに過ぎないですが、今後も歌の専門家の友人と話し合いながら、何かしらの着地点を見出していこうと思っています。

いつか皆様のお役に立てるような、ワークショップなどの機会も設けられればと良いな!と思います。時間をかけて形にしてみますね。


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この本たちは、歌と身体のことを調べていたら出会った本たちです。

これから、今まで考えたことのないことを発想していくときのために、色々とインプットもしてみます。


荻窪鍼灸治療院SORA

安藤 浩





 
 
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